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もう二度と行けないと思っていた場所に彼が連れて行ってくれた

私には思い出の場所があります。そこは電車やバスもなかなか走っていないようなド田舎です。なぜ、その場所が思い出深いのかというと、昔祖父と祖母が住んでおり、子供の頃は毎年遊びに行っていたからです。駅から祖父の家までは崖のような危ない道を車で何時間も走らなければなりません。http://www.ejgold.org/
その道に慣れた祖父だからこそ走れる危険な道です。しかし、10年ほど前に祖父が亡くなり、あの思い出の場所に行くことができなくなりました。でも、どうしてももう一度行きたいと願っていた私はそのことを彼に話しました。

別に連れていってほしいという意味ではなく、「あそこは私の大切な思い出の場所なんだよね」とか「死ぬまでに一度でいいから行きたいんだよね」ぐらいの軽い感じです。それから数年が経って、彼が「旅行に行こう!」と言うので休みを取りました。行先は教えてくれず、ワクワクしながらついて行くと、なんと着いたのは祖父と祖母が住んでいたあの駅でした。

それだけでも驚きだったのに、彼は車を用意してくれており、あの崖すれすれを走る危険な道を何の問題もなく走りました。実は何度かここまできて、1人で走って練習したそうです。そして数時間後、私の大切な思い出の場所である祖父と祖母の家につきました。もちろん、もう祖父も祖母もいませんし、家もありません。

しかし、山や川はそのままですし、何より彼のその気持ちが本当に嬉しくて、涙が止まりませんでした。その日は近くの旅館に泊まり、翌日は祖父や祖母とやったように彼と釣りを楽しみました。私にとって、人生で最も嬉しくて楽しい旅行となりました。