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男性の真剣な思いと遊びのあいまいな関係

マッチングアプリで、同じ趣味つながりで知り合った彼。写真よりもちょっと老けていたけれど、そんなに悪くない。シングルマザーの婚活ナビ | シンママ向けの出会いの場で結婚

私も彼も同じバツイチで、30歳を超えたいい大人。はじめてのラインは自己紹介からはじまって、将来の夢までに及び、オフラインで初めて会った時も、ほとんどコーヒーに口をつけないまま、何時間も語り合ってしまいました。

何度か会ううちに、彼の口からは、「真剣に思っている。」「今後のことを考えている。」と、20代の頃ならすぐにときめいてしまうような熱い言葉が、時々、飛び出してきました。とは言え、苦いバツイチ体験のある私には、オンラインから始まる恋愛関係、ましてや再婚へのハードルは高く、お付き合いすることは、まだまだ考えていませんでした。

ストレスの多い仕事帰りの息抜きに、月に数回会うのがちょうどいい距離感で、付き合っている自覚がないから、いつでも、どちらが嫌になったら、それでもうおしまい、楽しさだけをつまみ食いするような関係がとても心地よかったのです。とは言っても、何度も真剣な思いを言葉にする彼の言葉に、次第に、私は、彼が私との再婚を考えているのではと、勝手に想像するようになりました。

そして、それは、意外にも、嫌な気はしなかったのです。しかし、まもなく、私は、真剣の意味を誤解していただけだとわかりました。

ある夜、レストランで食事をしていた時のことです。彼がクルクルとフォークに巻き取ったパスタを口に運ぼうとした時にパスタがほどけてしまい、ミートソースが彼の胸元のシャツまで飛び散ってしまいました。彼は慌てて、スマホも置いたままで、トイレに走って行きました。すると、その数分後、彼のスマホにラインのメッセージが表示されました。

婚約者のように親密な関係を思わせる女性からの、日曜日のデートを確認するメッセージでした。彼には、私以外に大切にしている女性がいながら、私に真剣な思いを真面目に告っていたのです。

これってセカンド、または遊び、決定です。がっかりしていると、戻ってきた彼は、いつもと同じように、私への真剣な思いを口にしました。彼にとっては、真剣な思いを寄せる相手は一人の女性に限られないのでしょう。冷めた目で、彼の言葉に相槌をうちながらも、バツイチになって何年も経った、寂しい私を実感しました。